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VirtualBoxにYosemiteをインストール(開発者向き)

先日、OSX 10.10の発表がありました。名前はYosemite!

そしてさっそく、開発者向けにPreviewバージョンがダウンロード出来るようになりました。

しかしまだまだバグも多く、今の環境にインストールするのは嫌だな〜と言うことで、仮想化ソフトのVirtualBox(無料)を使い、その中でインストールました。ただ、手順が若干複雑なので記事にまとめとこうと思います。

ちなみに、海外フォーラムにも手順がのってます。
http://forums.macrumors.com/showthread.php?t=1740536

というわけで続きから。
1.まずは開発者サイトでYosemiteのDeveloper Previewをダウンロード
App Storeからダウンロードされますので、アプリケーションフォルダに入ります。というかそれ前提で進めます。もしインストーラーが立ち上がってしまったら終了してください。

2.「iesd」を使ってイメージに変換
まずターミナルを開きます。僕はiesdが入ってなかったので、gemからインストール。

sudo gem install iesd

その後、一応適当にフォルダを掘っておき、
mkdir osx
cd osx
以下のコマンドを実行。

iesd -i /Applications/Install\ OS\ X\ 10.10\ Developer\ Preview.app -o yosemite.dmg -t BaseSystem

yosemite.dmgというファイルが出来ます。

3.Pakagesの中身をコピー
以下のコマンドを1行ずつ淡々と実行。

hdiutil convert yosemite.dmg -format UDSP -o yosemite.sparseimage
hdiutil mount /Applications/Install\ OS\ X\ 10.10\ Developer\ Preview.app/Contents/SharedSupport/InstallESD.dmg
hdiutil mount yosemite.sparseimage
cp /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/BaseSystem.* /Volumes/OS\ X\ Base\ System/
hdiutil unmount /Volumes/OS\ X\ Install\ ESD/
hdiutil unmount /Volumes/OS\ X\ Base\ System/
hdiutil convert yosemite.sparseimage -format UDZO -o yosemitefixed.dmg

何をやっているかというと、生成したyosemite.dmgを開いて、本体のデータをコピーしてます。
ちなみにエロぺんは最後の行で「hdiutil: convert failed - リソースが一時的に使用できません」というエラーが出てしまったので、手動でunmountしました。具体的には、Finderでyosemite.sparseimageをダブルクリックし、Finderで取り出しを行いました。そしたら最後の行が実行出来ました。

4.VirtualBoxでイメージを読み込む
VirtualBoxを起動し、仮想環境を新規作成。設定のシステムタブでチップセットを「PIIX3」に変更、ストレージタブでCD/DVDに先ほど生成した「yosemitefixed.dmg」をセットして起動します。

新規ボタンを押したあとの設定はほぼデフォルトですが一応スクリーンショットを貼っておきます。
20140604122506.png
名前は適当。

20140604122529.png
メモリはとりあえず2GB割り当て。

20140604122626.png
仮想ハードドライブを作成する。

20140604122645.png

20140604122656.png

20140604122712.png
HDDは20GB程にしときます。

で、仮想環境作成はとりあえずOK。次は設定画面を開いて、
20140604122756.png
チップセットを変更。

20140604140728.png
イメージをセット。

5.インストーラーのディスクユーティリティでHDDを初期化し、インストール!
起動して少し待っていると、インストーラーが立ち上がります。後は通常のOSXインストールと同じですが、Mac用のHDDに初期化するのだけ忘れずに行いましょう。

20140604142737.png
Macは言語設定ってそんなに重要じゃ無い気がするので、とりあえず日本語で。

20140604142903.png
次に進んだら、上部のメニューからディスクユーティリティを起動。

20140604143023.png
HDDを選択し、消去タブを選びます。デフォルトの「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」で。名前はこちらも適当に。そして消去を行います。

20140604143119.png
消去が完了したら閉じて、インストールを続けましょう。

20140604143141.png
空欄が出ますが、これは規約。英語だとちゃんと表示されます。

20140604143207.png
同意します。

20140604143244.png
先程消去(というかフォーマット)したHDDを選択すると、インストールがスタートします!

6.完了!
自動的に再起動しますが終了し、一度VirtualBoxに戻って、CD/DVDに入れているイメージを外しておきましょう。またインストーラーが起動してしまうので。そして起動すれば、Yosemiteが立ち上がります!

20140604143300.png

もしうまく行かなかったら再インストールしてみてください。

というわけで、これで仮想環境で色々と試すことが出来ます。
開発者の方は、一足早くお試しあれ!!
…ただ、やっぱりVMだと重いね。

あと、NDA的に問題あったら記事削除しますので誰か教えてくださいね。

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不純な動機でプログラマーになった男、エロぺんぎんです。ブラザー達を猛烈に応援したい気持ちと、自分もプログラマーとして成長したい思いで、当ブログを立ち上げました。
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